2005-04-25 第162回国会 参議院 決算委員会 第9号
先ほど外務大臣が御指摘がありました点でもありますが、従来国会では、憲法論議の関係がありまして自衛隊存在の是非は多く議論されてきた経緯はあると思います。自衛力整備の有効性の是非について、これから国会でももう少し議論がされた方がいいかというふうに考える次第でございます。
先ほど外務大臣が御指摘がありました点でもありますが、従来国会では、憲法論議の関係がありまして自衛隊存在の是非は多く議論されてきた経緯はあると思います。自衛力整備の有効性の是非について、これから国会でももう少し議論がされた方がいいかというふうに考える次第でございます。
例えば、自衛隊の存在そのものについても、過去においては、自衛隊存在そのものが違憲であるという解釈もあったわけでありましょうけれども、それは、今の段階では、自衛隊の存在はもう大体各党共通に、存在そのものについては認めようということになってきているわけでありますし、そういう変化が起こってくる中で、憲法の条文そのものがそのままでいいのかという議論が起こるのは、これは当然の話だと思うんですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ菅代表は、自衛隊、存在そのものは憲法違反だとは思っていないでしょうが、今回のイラク派遣については憲法違反だと言っておられますが、最近、何か民主党の党内で、この憲法違反発言、余り気にするなと菅さん言っているようでありますが、その真意はどうなのか分かりませんが、いずれにしても、政府としては、今回の自衛隊イラク派遣されるのは、武力行使のために行くわけじゃありません。
内閣委員会の一部で防衛の問題が論ぜられるだけでございますから、やはり決算をする場合でも、自衛隊存在のあり方とか意義、価値というものの論議が委員会等で余り行われないで決算が行われることの不備を私は実は感ずるわけなんです。 そういうことで、防衛庁長官から、自衛隊のあり方また国防の必要性、また国防委員会に対する希望、そういうものの御発言を願えれば幸いだと思います。
そこで、それにはやはり自衛隊存在の根本が問われなくてはならぬ。ある意味では自衛隊は不幸な生い立ちの上に成り立ってきたと思うのです。私はやはり、長官がそういうふうにお考えになっていらっしゃるとすれば、私も同じ時点から出発をしまして、どうしても自衛隊の――これはわれわれと長官との、御存じのとおり立場が違う問題の根本に触れる問題です。
「防衛探訪」、防衛庁の表現によれば、「防衛の意義及び日本の防衛のあり方並びに自衛隊存在意義、必要性等について認識と理解を得ること」ということが政策の基本目的だそうでありまして、すでにニュージーランド、北海道のロケ撮影を終え、こういう形でこの番組は間もなくオンエアーするようであります。
それからやはり毎年演習等をいたしまして、わが海上自衛隊の防衛能力をチェックしてまいりませんと、やはり自衛隊存在の意義が達成されない、国民のためにならない。外国に対して刺激等は、従来どおりの演習をしているにすぎませんから、与えていないというふうに私は考えます。